9月11日と言うと、世界的には怜のアメリカのツインタワーテロの日になりますが、

私の中ではこの日は渡辺範彦師匠のお誕生日として記憶されています。

「渡辺範彦師匠」と言っても、最近は知らないと言う方も多くて、

40歳以上の方でも生演奏を聴いたことがあると言う人は珍しくなりました。

今はYOUTUBEがあるので、映像を見ることは出来ますが、

ほんと、素晴らしい方でした！

そして、変わった方でした！！

なにしろ天才でしたから、、、、

もう8年前に亡くなりましたが、師匠に10年師事した中で一番私の糧になっている言葉は

死ぬ気で練習なさってください！

という言葉ですね。

死ぬ気というのは結構難しくて、どの位やったら死ぬ気になれるのか、

一度自分に鼻と口をふさいで、死にそうになるまで息を止めていたことがあります。

頭はがんがんして来るし、心臓はばくばくする。苦しかったです。

そのくらい死ぬ気で練習やることって、なかなか難しいですが、

皆さんも一度死ぬ気で一音を出す気概で音楽に向かってみてください。

ちょっと別の世界がのぞけるかもしれませんよ。